日常生活をおくる上で必ずといっていいほど必要になってくるのが家具。
- テレビ台
- テーブル
- 収納棚
など普段から身近にあり、そこまで意識することはありませんがいつも生活の一部として寄り添い、私達を暮らしをサポートしています。そんな当たり前に使う家具ですが、これらの家具には寿命というものは存在するのでしょうか。もし家具の寿命が存在するなら、定期的に家具のお手入れや買い替えを考えていきたいところ。
そこでここでは、福岡県でオーダー家具を専門とする廣重工作所から今回は家具の寿命についてそしていつまでも長く愛用していく為に大事なことをご紹介します。
家具の寿命はある?
まず家具の寿命があるかないかについて、結論からお答えしますと家具には寿命があります。家具の素材には主に「木」を使用しますが、この「木」は人と同じで家具になっても生きていて時が経てば劣化し、変形や変色が目立ってきます。
また人が家具を使用する頻度や使い方により、寿命の長さも大きく異なることを覚えておきましょう。では具体的に家具の寿命は何年なのか?家具の種類により、寿命は大きく異なりますので1つの目安として下記をご参考にして頂けたら幸いです。
家具の寿命をタイプ別で比較
ここに記載しいてる家具の寿命はあくまで目安です。また一般的な「木製家具」に絞って比較しまとめていますので「組立家具」は別とお考えください。
テレビ台 | 約7年~ |
ダイニングテーブル | 約6年~ |
チェア | 約5年~ |
ローテーブル | 約2年~ |
ソファ | 約6年~ |
ベッド、マットレス | 約10年~ |
家具の寿命が来たといっても必ず買い替えが必要というわけでもありません。家具の仕様や材質により、耐用年数が優れているものはたくさん存在します。
また一般的な木製家具も定期的にメンテナンスやお手入れを行っていけば寿命を延ばすことは可能です。いつまでも長く愛用していく為にも家具の扱い方は丁寧に扱ってくださいね。
買い替えのタイミングについて
模様替えや引越しのタイミングで家具の買い替えを検討することが多いかと思います。確かに心機一転の意味を込めて買い替えを考えるとなると1つのポイントになりますが、その家具が使えるか、どうか?を正しく見極めたいとところ。
せっかく購入した家具ですからね、まだ使えるのに捨てるのはとてももったいないこと。家具の買い替えのタイミングについて簡単な見極めポイントをご紹介しますと
テレビ台や収納棚、テーブルの場合
家具の割れや変形、変色
ベッド、ソファ、チェアの場合
クッションのへたりや破れ
を目安に家具の買い替えを検討していきましょう。もちろん修理しても使えますが、この点については
- 家具の耐用年数
- 愛着度
で考えていくことをおすすめします。
長く使う為に大事なこと3つ
人と同じように長く使えば劣化していく家具。人生の中でも何回も買い替えるものではないからこそ愛着をもって長く扱っていきたいところ。では具体的にどのようにすれば長く使っていくことができるのか、ここからは家具を長く使う為に大事なことを3つご紹介します。どれも日常からできる簡単なことですので積極的に取り入れていきましょう。
その1.直射日光は避ける
家具を直射日光があたる場所に設置することはさけましょう。家具に日光があたれば当たるほど、家具は変形や変色、割れが目立ち家具の寿命を縮めます。もし日光にあたる場所に設置する場合はカーテンやレースなどを閉め設置するようにしましょう。
その2.湿気の高い場所に置かない
冷暖房などが風があたる場所に家具を設置すると家具が水分を吸収し、変形したり、割れやすくなります。その他に家具にカビが繁殖する恐れがあるのでできるだけ湿度が高い場所は避け設置することをおすすめします。
ちなみに家具を設置する場合は、壁から約10cm程度、隙間を空けて置くと通気性もよくなり、カビの原因を防ぐことが可能です。
その3.定期的にお手入れする
定期的なお手入れは家具を長持ちさせる為にとても大事なポイントです。家具の塗装や状態にもよりますが家具についた汚れはすぐにカラ拭きし、また1~2週間に1度はお部屋の掃除を含めて家具のお手入れを行っていきましょう。
お手入れが習慣化すれば、いやでも家具の変化に気付きます。家具の耐用年数に状態をチェックしながら愛着をもって家具に設置してくださいね。