お部屋の形作る上でかかせない木製家具。タンスやリビングボードにテレビ台など、日常的に使う家具たちはお部屋に馴染み動かすことは少ないですが・・・いざ、模様替えや大掃除をすると背面にカビが生えていたなんてことは少なくありません。
家具にカビ、目に見えないからと言っても衛生面を考えると気になるところ。そこでここでは木製家具にカビが生えた時におすすめの対策やその後の予防法をご紹介します。
木製家具のカビの対策3つ
家具からカビとなるとお風呂場などに出来るカビとは違い、対処法がむずかしいですよね。何しろ愛着があり、今も愛用している家具ですからできればカビを取り除いてこれから先も一緒に付き合っていきたいところです。
木製家具のカビの状況にもよりますが、まずは下記の対策で家具の木のカビに上手く対処していきましょう。
対策その1.木材専用のカビ除去スプレー
一般的におすすめな方法が木材専用のカビ除去スプレーの利用です。木製家具のカビにスプレー後は
- 20~30分放置する
- 濡れぞうきんでふき取っていく
を行っていきましょう。時間が経てば、カビを上手く除去できます。
対策その2.酢をかける
自宅にあるもので簡単にできる酢でカビの除去が可能です。ただカビに振りかけても酢の臭いが充満するだけなのでティッシュに酢をつけて家具のカビにあてていきましょう。
酢以外に90度以上のアルコールもカビ対策に効果的です。
対策その3.ペーパーで削る
家具のカビの範囲が狭い時におすすめの方法がペーパーで削る方法です。表ではなく裏面で擦っても大丈夫なところ(裏面)等でしたらこの対処法でカビを取り除くことが可能です。ただしペーパーを使う場合は、摩擦から白くなるので家具の色合いや素材により考えていく必要があります。
その後の予防法は?
木製家具のカビが除去できたとしてもまたカビが生えてしまっては同じことの繰り返しですよね。衛生面を考えても家具のカビの再発防止は行っておきたいところです。そこでここではこれから先の家具のカビを防ぐ、予防法をまとめてみることにしました。今回の家具のカビの発生を最後に二次災害がないように徹底して予防を行っていきましょう。
予防その1.換気をする
木製家具のカビの原因を簡単にまとめるなら湿気です。これらはキッチンやお風呂も同じことですがお部屋も湿気がこもるとカビが発生しやすくなります。カビを発生させない為にも定期的なお部屋の換気を心がけましょう。
予防その2.綺麗に掃除する
いつの間にか出てくるホコリはカビにとっては大事な食料です。これらが多くなればなるほどカビが繁殖しやすくなりますので定期的に掃除を行っていきましょう。
予防その3.家具を壁にあてない
家具は壁につけるイメージがありますが実は5cmほどあけて家具をおくことをおすすめします。こうすることで家具の通気性がよくなり湿気を妨げるのでカビの発生を防止します。また掃除をする時も家具をいちいち移動せずにすむのでできれば家具を壁から少し離して置くようにしましょう。
木製家具にカビが生えた時のおすすめの対策と予防法をまとめてみましたがいかがでしたか。家具にカビ?って初めてみた方は衝撃かもしれませんが家具にカビはどこの家でも発生します。また家具以外にエアコンやカーペット、たたみに日用品まで様々な場所にカビは発生しますので、もし家具にカビが出た場合はその他の場所も一緒にチェックすることをおすすめします。
カビがいるということは湿気が多く、カビが好み環境であることです。家具にカビはこれからのお部屋の掃除や換気を定期的に行うサインだと受け止めてすみよい環境作り行っていきましょう。