使えば使い込むほど愛着が湧く無垢材のオーダー家具。普通の家具と違い、造りから素材まで1つしかない無垢を使用したオーダー家具はまさにぜいたく品ではありますが、無垢材のオーダー家具をご検討するにあたり、知っておいて欲しいポイントがいくつか存在します。
ここでは福岡県久留米市でオーダー家具を専門とする廣重工作所から無垢材のオーダー家具をご検討中のお客様に知っておいて欲しいポイントをまとめてご紹介します。
無垢材のオーダー家具について
一生モノとして使うことができる、無垢材のオーダー家具は人の手によって1つ1つ丁寧に生み出される唯一無二の逸品です。自分だけのそして家族と特別な逸品として長い間、ご使用頂けますが、やはり高額な買い物だけあって購入後に後悔だけは避けたいところ。
そうならない為にもまずは無垢材をオーダー家具をご検討される方は「木を知る」ことからはじめて行きましょう。ここからは無垢のオーダー家具をご検討されるお客様に知っておいて欲しい無垢のオーダー家具の特徴をまとめてご紹介します。
1つ1つポイントを押えて、後悔のないオーダー家具を選んでみてくださいね。
その1.無垢材の良し悪しを覚えておく
オーダー家具、家具は無垢材。家具が高ければ高いほどこのようなイメージが多いですが、全ての家具が無垢材がおすすめという訳ではありません。
むしろオーダーした家具の種類にによってはデメリットさえ感じることもあることでしょう。無垢材には一体どのようなメリットデメリットがあるのか?
分かりやすくする為に無垢材の良し悪しを表にしてまとめてみましたのでご参考頂ければ幸いです。
無垢材メリット○ | 無垢材 デメリット× |
木目が美しい | 価格が高い |
経年変化が味わえる | 重い |
強度がある | メンテナンスが必要 |
安全性が高い |
等、無垢材には他の素材同様、メリットもあればデメリットも存在します。これらの良し悪しをしっかりと理解した上で家具を選んでいきましょう。
その2.無垢材に合う家具を知る
無垢材を使ったオーダー家具を選ぶ場合、
・ダイニングテーブル
・テーブル
・チェア
・本棚
・収納棚
・テレビ台
・ソファのフレーム
・ベッドフレーム
等、リビングやダイニングに置く家具はお部屋との相性抜群です。
逆に
・キッチンボード
・食器棚
・浴室収納
等、キッチン周りや浴室の家具は無垢材よりも天然木突板(無垢材を薄くスライスしたもの)その他の人口素材がおすすめです。キッチン周り浴室等、水はけや寒暖差が激しい場所は無垢材の家具が傷みやすいです。
もちろん無垢材の家具でも問題はないのですが無垢材のオーダー家具をご検討する場合、合う家具と合わない家具があることをおぼえておきましょう。
その3.木の種類を知る
無垢材といっても木の種類はそれこそ無数に存在します。人により色の好みは違いますが・・・
これから無垢材の家具をご検討中の方は家具に向いている人気の木の種類を覚えておきましょう。ナチュラル色からダーク色まで幅広い色合いがある木の種類。
家具の木の種類については下記にまとめていますのでご一読頂ければ幸いです。
その4.塗装(仕上がり)を選ぶ
オーダー家具の材質(木の種類)が決まったら次は塗装を決めていきましょう。家具に使われる塗料の違いで家具の質感やお手入れの頻度も大きく変わります。
一般的にはおすすめなのはお手入れの手間が少ないウレタン塗料を使ったウレタン塗装人気ですが、その一方で木の手触りや木の風合いを大事にしたい方はオイル塗装を選ぶ傾向にあります。
塗装についてもメリット、デメリットは様々です。それぞれの仕上がりの特徴を比較し、使う頻度や設置場所を考慮しながら塗装(仕上げ)を選んでいきましょう。
その5.オーダーする場合は価格に妥協しない
無垢材のオーダー家具をご検討する場合、価格に妥協しないことをおすすめします。無垢を使った家具をオーダーする場合、やはり価格が高くネックになり、安いところを探しがちですが価格を下げれば質も下がり、また仕上がりも大きく異なります。
普通の家具と違い、一生モノの家具として購入する形になりますのでお値段に見合った仕上がり、そしてこだわりを持って妥協なく注文を行いましょう。
妥協がなし!つまりそれは自分のこだわりを思う存分に職人にぶつけるということです。やっぱりあの時、言っておけば・・・と出来上がってから後悔しないようにオーダーした以上、価格にあった納得のいく形に仕上げてもらいましょう。
オーダー家具はお客様の声と職人の耳、そして腕があってこそいいものが成り立ちます。家や車と同じで一生に何度もない買い物ですから妥協しない仕上がりを目指しましょう。