家具を買った当初はピカピカでしたが、気付けばいつの間にか付いている家具の傷。愛着があればあるほど普段使う頻度が多ければ多いほど気になるのでどうにか補修したいものですよね。
でもどのように対処していいかわからず、そのまま使っているという方は多いのではないでしょうか?家具の傷の補修となると専門店に頼むイメージがありますが、正直お金はかけたくないところ。
そこでここでは福岡県久留米市でオーダー家具を専門とする廣重工作所から家具の傷を補修する方法やおすすめの傷消しグッズをまとめてご紹介します。
まずは傷の具合をチェック
使えば使うほど少しずつ増えてくる家具の傷ですが、家具の傷の状態によっては自分で補修することが可能です。やり方さえも簡単でそこまで難しいわけではありませんが、まずは家具の傷の補修を正しい方向で行う為に傷の具合をチェックしてみましょう。
一般的な家具の傷というと
- 切り傷
- 凹み傷
があります。どちらも家具の傷として目立つ傷ですが、これらの傷の違いで補修の方法も大きく変わってきます。一体どのように違うのか?早速、具体的な家具の傷の補修に移っていきましょう。
家具の傷を補修する方法
家具の傷の補修を自分で行う前にまず覚えておいて欲しいことが1つ。それが自分での家具の傷の補修は応急処置ということです。元通りにぴかぴかの家具に!というよりもあくまで傷を見えにくくすることを第1に考えて補修をしましょう。
切り傷の場合
日常的に良く使う家具にありがちな引っかき傷。これらの傷の補修は家具の塗装により異なります。詳しくは下記に記載していますので塗装にあった補修方法を行いましょう。
凹み傷の場合
わざとではなく、ついウッカリして付けてしまい、ショックがでかい家具の凹み傷。
家具の凹み傷は
- 傷が付いた場所
- 凹みの大きさ
で補修方法が大きく変わります。えぐれたような凹み具合ならまだ補修できますがボッコリと凹んだ傷は補修が厳しいです。もしそれでも治したい場合は、家具屋さんや購入した店舗にお問い合わせすることをおすすめします。
ここではえぐれたような傷を前提に説明していきます。
用意するもの | ・クレヨン ・割り箸 ・アルミホイル ・カッター ・ライター ・ボールペン |
【凹み傷の補修方法】
- 割り箸をカッターで砥ぎヘラ状にする(2本用意)
- 家具の色と似た色合いのクレヨンをカッターで削る
- 削ったクレヨンの粉をアルミホイルの上に置く
- アルミホイルの裏からクレヨンの粉を炙る
- クレヨンが溶けたら割り箸につけ凹みに埋め込む
- クレヨンが傷口で固まったらもう1つの割り箸ヘラで伸ばす
- 表面が水平になったらボールペンで家具の模様を再現
になります。
道具を用意するのがちょっと手間ですが、上記の方法を使えば家具の傷を隠すことが可能です。あくまで応急処置の為、見た目は少し違いがわかるかもしれませんが遠くから見ればそこまでわかるものではありません。もし木になる凹み傷がある場合は、上記の方法で傷の上手く対処してみてくださいね。
おすすめの傷消しグッズ
家具の引っかき傷、凹み傷にしてももっておきたいのが家具の色合いに似たクレヨンです。ちょっとした傷に関してはクレヨンを上手く利用すれば簡単に傷を消すことができます。
おすすめの家具の傷消しグッズですが中々すぐに用意するのは面倒なところ。家具に傷が出来た時にそのまま放置せず、すぐに対応できるにので用意しておきましょう。※その他にマーカータイプのものもあります。
使っていけば使っていくうちに気付けばいつの間にかできてしまう、家具の傷。いつまでも長く家具を使う為には家具のメンテナンスや補修は大事なことです。家具の塗装や傷の大きさを見極めて正しい傷の補修を行ってくださいね。