新生活や引越しなど。様々な場面で必要になってくる家具。現在ではインターネット等の普及により、個性豊かなデザインの家具や様々な価格帯で販売されています。
見た目やデザインは似ていても価格は違う。安かったので購入したはいいが、作りが雑で愛着がもてず、処分なんてことも少なくありません。一体、良い家具とは何なのか?ここでは良い家具を簡単に見極める為の見分け方や選ぶ方のポイントをまとめてご紹介します。
良い家具と安価な家具の違いを知る
まず始めに。良い家具を選ぶためには「良い家具と安価な家具の違いを知る」必要があります。この違いを理解しないと同じようなデザインの家具を購入したときにまた愛着が持てず処分する等、同じ過ちを繰り返す可能性が出てくるのでそうならない為にも簡単にでもいいのでその違いを見極めましょう。
まず良い家具の特徴を簡単にまとめると
- 愛着が湧く
- 使うほど味が出てくる
- 耐久性がある
があります。年月が経てばたつほど愛着がわき、また飽きない風合いが良い家具の特徴といえます。
逆に安価な家具の場合は
- 壊れやすい
- 愛着が湧かない
- シックハウス症候群等、健康被害にあいやすい
等があります。見た目はよくても手にとってわかる使い心地や違和感。安価な家具であればあるほど、このような特徴に出会う可能性が高くなることを覚えておきましょう。
良い家具の見分け方3つ
ここでは良い家具をインターネットや家具店で簡単に見極める為の3つのポイントをご紹介します。
見分け方その1.完成品か組み立て品か
良い家具の見分け方のポイントの1つが完成品か組み立て品かです。完成品か組み立て品かで値段が大きく変わってきますが、基本的に組み立て品に良い家具はありません。
良い家具ほど家具職人の手で1つ1つ丁寧につくられるものです。自分で1から作る、その手間が価格帯に現れ、また家具の質を落としていることを覚えておきましょう。
見分け方その2.家具専門店で売られていること
現在ではホームセンターや有名なインテリアショップにインターネットで家具が多数販売されてますが、それらの家具が良い家具とは一概に言えません。大手のインテリアショップやホームセンターほど安心感があり、購入を考えてしまいますが、組み立て品を取り扱っている以上、質はそれなりと考えた方がいいでしょう。
現物を自分の目で見る!この点を強く意識し、家具専門店での購入を強く意識していきましょう
見分け方その3.素材や塗装を確認する
良い家具の見分け方で絶対といっていいほど覚えておきたいのが
- 素材
- 塗装
等の仕様の確認です。家具を購入する場合、つい見た目のデザインにばかり気を取られ家具の購入しがちですが、素材や塗装の違いを知っておかないと購入後、愛着がもてなかったりします。そんなことにならない為にも良い家具を選ぶための見分け方として良い家具の素材や塗装の簡単な基準をご紹介しますので参考にして頂けたら幸いです。
【素材】
- 天然木
- 天然木突板
- メラミン樹脂
【塗装方法】
- ウレタン塗装
- オイル塗装
良い家具の選び方3つ
ここでは良い家具の見分け方に続き、いざ良い家具を購入する時に知っておきたい選び方のポイントを簡単にご紹介します。
選び方その1.目的を考える
良い家具に出会えたとして良い家具の購入を検討する場合、まず始めに家具の目的を考えましょう。
- どのようなスタイルの空間を作るのか?
- 素材やデザインは統一性があるか?
など最初に置く部屋のスタイルを意識すれば、その家具を購入すべきか?の答えが見えてきます。長く愛着をもって良い家具を使って行く為にも良い家具の選び方の1つとして覚えておきましょう。
選び方その2.家具屋で購入する
良い家具の選び方の1つとして家具メーカー(工場)で購入を考えてみるのはかなりおすすめの方法です。家具を購入する場合、状況に応じて
- 1つずつ購入する
- まとめて購入する
パターンが存在します。どちらにしても家具を購入するにあたり、様々な家具屋や販売店をみて回る訳ですが、お気に入りの家具メーカー(工場)を1つ選んでしまえば、統一感のある空間を簡単に作ることが可能です。素材感や造りも精巧なものを選びたい場合は1つの家具メーカー(工場)に絞って選ぶことをおすすめします。
ココだけの話ですが、大手の販売店よりも家具メーカー(工場)の方が、交渉もしやすく価格も安いです。
選び方その3.長期的に使っていけるか?
良い家具を選ぶ場合は、長期的に使っていけるか?とても大事なポイントです。最近では個性豊かなデザインが溢れ、つい見た目だけ購入を考えがちですが、長期的視点がないとその場だけで使い続けたら飽きが出てきます。
家具の造りに耐久性やデザイン性も含めて次世代に受け継ぐ!そのような気持ちをもって家具を選びましょう。